ヘッドスピード別 飛ぶドライバーの選び方

2023/10/03更新

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ヘッドスピードが遅いゴルファーのドライバー選び

ヘッドスピード35m/s~38m/sくらいまでのゴルファーに向いているドライバーの紹介です。ヘッドスピードが遅いゴルファーの場合、振りやすさを考えて、クラブ総重量の軽いドライバーを選ぶと良いです。また、トルクの多いシャフトが標準装着されることが殆どです。

ヘッドスピードが遅いゴルファーのドライバー選び POINT

  • (1) シャフトが長いドライバー
  • (2) ロフト角の大きいドライバー
  • (3) フェースの反発力が高いドライバー

シャフトが長いドライバー

シャフトが長い方がヘッドスピードを速くすることができます。最近、登場してきたドライバーの殆どは45.75インチ~46インチくらいの長さとなっており、昔でいうところの長尺ドライバーに分類されます。最初は長くて打ち難さを感じるかもしれませんが、慣れてくると優しくヘッドを走らせて強いインパクトで飛ばせます。

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ロフト角の大きいドライバー

最近のドライバーは、低重心となっているので、自然と低スピンなボールが打ちやすくなっていますので、ボールが上がり難いと感じるドライバーもあります。低スピンが打ちやすいドライバーで飛ばすには高さを出す必要性があり、そのためにはロフト角を大きくすると良いです。

ロフト角が大きいとスピン量が増える

ただし、ロフト角が大きいとバックスピン量が増えやすくなりますし、スライス回転も入りやすくなるというデメリットがあります。女性ゴルファーの場合、ロフト角13度、14度などの大きなロフトのドライバーを使うことで高弾道が打てるものの、曲り幅が増えてる可能性もあります。

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フェースの反発力が高いドライバー

最近は、とにかく反発力を高めて、ボール初速アップを狙っているドライバーが多いです。2019年~2020年に入ってからは、フェース面の反発力を高める工夫を取り入れたドライバーが、とても多く登場してきました。SLEルール適合内でフェース面の反発力が高められたドライバーを使うことで、ボールスピードを速くすることができ、結果的には飛距離アップが望めます。

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ヘッドスピードが遅いゴルファーに向いてるドライバー 総括

ヘッドスピードが遅いということは、インパクトエネルギーが小さい(弱い)です。
それに比例して、ボールスピードが遅くなり、ボールが飛ばせません。

なので、ヘッドスピードが遅いゴルファーの場合、ヘッドスピードが速くなるドライバー、ボールスピードが速くなるドライバーを選ぶことが大切です。併せて、高弾道が打てるドライバーがお勧めで、しっかりとキャリーを出して飛ばしやすくなります。

 

ヘッドスピードが遅いゴルファーにおすすめのドライバー

ヘッドスピードが遅いゴルファー向けのドライバーを紹介します。基本的にクラブ総重量が軽くて、振りやすくなっています。併せて、ロフト角も大きくなっており、高弾道が打ちやすくなっているドライバーが多いです。

テーラーメイド ステルス HD ドライバー
ヘッドスピードが遅くてもドローバイアスの入ったヘッドでボールを捕まえて直進性を高めて飛ばせます。
詳細紹介
PING G430 HL ドライバー
軽量で長尺(46インチ)という設計となっておりヘッドスピードが速くなって飛ばせるドライバーです。
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テーラーメイド Mグローレ ドライバー
やっぱりテーラーメイドは飛び性能の高いドライバーをつくるのが上手です。テーラーメイドの捉まりの良いドライバーです。Mシリーズとグローレが融合したドライバーです。フェースの弾きも良いですし、超高弾道が打てるドライバーです。
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ヘッドスピードが遅いゴルファーが目指す飛距離

ヘッドスピード35m/s~38m/sくらいのゴルファーが目指す飛距離としては、キャリー190ヤード、ラン含めて200ヤードくらいです。ボールスピード50m/sくらいマークできると良いです。
※あくまでも目安ですので、参考値としてください。

 

捕まったボールが打てるドライバーがオススメ

最近は、フェース面の反発力が高くなったドライバーが人気です。反発力が高い方がボール初速を出せるので、結果的に飛距離アップができるからです。ただ、反発力が高いだけではなくて、捕まったボールを打つことが求められます。

ボールを捕まえなければ、フェース面の反発力が活かせないからです。カット打ちになったり、フェース面でボールが滑ってしまって、すっぽ抜けるような状態では、反発力を活かして飛ばすことができません。そのような理由から、最近は優しく捕まったボールが打てるドライバーが増えてきており、重心角(重心アングル)を大きくしたドライバーも増えてきています。

ドロー系のボールが打てる

捕まったボールが打てるということは、ドロー系のボールが打てるということです。キャリーだけではなく、ボールが着地したとにランが出て、トータル飛距離をかせぐことができます。

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ヘッドスピード38m/s以上のゴルファーのドライバー選び

ヘッドスピード38m/s以上という一般的な体力で一般的なゴルフスイングができるゴルファーに向いているドライバーは、スピン量をコントロールできるドライバーがオススメです。左右のスピンを減らすことで、フック系のミスやスライス系のミスを減らすことができます。バックスピン量を減らすことで吹け上がりを抑えて、程よい弾道高さでキャリーアップを目指せます。

ヘッドスピード38m/s以上のゴルファーのドライバー選び POINT

  • (1) 重心位置が調整できるドライバー
  • (2) 低重心で低スピンが打てるドライバー
  • (3) スライスを減らせる捉まるドライバー

重心位置が調整できるドライバー

ドライバーヘッドに移動式のウェイトや取り外し可能なウェイトが取り付けられてるモデルがあります。ウェイトを移動させたり、別のウェイトに交換することで、重心位置を調整することができます。深重心にしたり、捉まりを向上させてドローボールを打ちやすくしたり、捉まりを抑えてフェードボールを打ちやすくしたりと、ゴルファーのスイングに合わせて弾道調整ができます。

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低重心で低スピンが打てるドライバー

現在のドライバーの殆どが低重心で低スピンが打てるヘッド構造となっています。低重心で低スピンが打ちやすいドライバーを使うことで、無駄なバックスピン量を減らして、無駄に高弾道にならずに、適切な弾道高さで飛ばせます。また、バックスピン量が少ない方がボールが着してからも転がりやすいです。

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スライスを減らせる捉まるドライバー

飛距離をロスしている原因のひとつがスライスボールです。ボールが右方向に曲がっていく弾道となります。スライスボールは曲がった分だけ飛距離をロスしますし、ボールが着してからのランも出ません。ドライバーショットで180ヤードくらいしか飛ばないというゴルファーの多くは、スライスが多いです。スライス回転を減らせる構造を持ったドライバーを使うことで、飛距離アップができます。

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ヘッドスピード38m/s以上のゴルファーにおすすめのドライバー

テーラーメイド ステルス2 ドライバー
カーボンフェースで弾きが良くなってますし軽量ヘッド振りやすく叩けるドライバーです。
詳細紹介
PING G430 MAX ドライバー
ある程度のヘッドスピードでそれなりにボールが捕まる人にお勧めできます。高慣性で直性の高いヘッドで飛ばせます。
PING G430 HL MAX ドライバー
軽量ヘッドでありながら高慣性で打点がブレ難いです。46インチシャフトでさらにヘッド加速させて飛ばせます。
詳細紹介

ヘッドスピード38m/s以上のゴルファーが目指す飛距離

ヘッドスピード38m/s以上のゴルファーが目指す飛距離としては、キャリー200ヤード、ラン含めて210~220ヤードくらいです。ボールスピード55m/sくらいマークできると良いです。
※あくまでも目安ですので、参考値としてください。

 

ヘッドスピード 42m/s以上 のゴルファーのドライバー選び

ヘッドスピード42m/s以上のゴルファーは、適切な打ち方ができていれば、どのようなドライバーを使っても、そこそこ飛ばせるはずです。気になるのは、飛ばすことよりも、バックスピン量を減らすことだったり、左のミスを減らせる構造となっているかという点です。ヘッドスピードが速いゴルファーが、捉まりの良いドライバーを使用するとチーピンが増えることもあります。となると、捉まりを抑えて、フェードが打ちやすくて低スピンが打ちやすいドライバーがオススメです。

ヘッドスピード 42m/s以上 のゴルファーのドライバー選び POINT

  • (1) 浅重心で低スピンが打てるドライバー
  • (2) 捉まりが抑えられたドライバー

浅重心で低スピンが打てるドライバー

ヘッドスピードが速いゴルファーの場合、浅重心で低スピンが打てるドライバーを使うと良いです。スイングパワーを効率よくゴルフボールに伝えるためにも低スピンで強いボールが打てるドライバーを選ぶと良いです。

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捉まりが抑えられたドライバー

ヘッドスピードが速いゴルファーの場合、インサイドから振れるゴルフスイングとなっているので、強烈なドローボール(フックボール)を打ちやすいです。フック系のミスが減らせる、捉まりを抑えたドライバーを使うと良いです。

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ヘッドスピード42m/s以上のゴルファーにおすすめのドライバー

テーラーメイド ステルス2 プラス ドライバー
浅重心で強いボールが打てます。基本的に低スピンなボールが打てるのである程度のヘッドスピードで打てる人向けです。
PING G430 LST ドライバー
ヘッドボリュームが440ccで小ぶりなヘッド振りやすく低スピンなボールが打てるドライバーです。

ヘッドスピード42m/s以上のゴルファーが目指す飛距離

ヘッドスピード42m/s以上のゴルファーが目指す飛距離としては、キャリー220ヤード、ラン含めて230~240ヤードくらいです。ボールスピード58~60m/sくらいマークできると良いです。
※あくまでも目安ですので、参考値としてください。

 

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