ロフトの数字と反発力
2021/10/15 記事修正
ロフト角と飛距離
ロフトの数字は小さいほうが飛ぶ? ロフト角は8.5°、9.5°、10.5°などがあります。もちろんロフト角の数字が小さいほうが飛びます。飛ぶという言葉に誤解を招く要素が入っていますが、飛ぶというよりボールが前に飛び出すエネルギーが強くなります。
最も飛ぶロフト角は0°です。ボールに対して垂直に、真っ直ぐにヒットすれば、フェイス面の反発はとても高いものになるからです。ですが、ロフト0°というのは現実的ではありません。ボールが全く上がらりませんし、スピンすら発生しなくなってしまいます。
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ロフトの数字が小さければボールは前方に飛ぶエネルギーが増します。強いエネルギーでボールを水平に飛ばしても、ボールは上がりませんから、滞空時間が短くなってしまいますから、ボールが早く着地をしてしまいます。そうなってしまうと飛距離を伸ばすどころから、逆に飛距離が出ないということになります。
ということで、ロフトはボールを上げる役目も果たしていますので、ある程度のロフト角が必要となってきます。物理的にその様にしなければボールを上げることが出来ません。ロフトの数字、シャフトの撓り効果などが加味されてボールは飛んでいきます。
ロフトの役目としてはボールの打ち出し角を決定するということです。