古いドライバーと新しいモデルの大きな違い

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古いモデルのドライバーでも、飛ぶ

古いモデルのドライバーでも、飛ぶ要素を持ったドライバーは、実際にあります。古いというのは、5年、7年くらいのモデルであると仮定しましょう。そして、新しいモデルのドライバーとの大きな違いといえば、フェース面の弾き感が全く違うということです。

古いモデルのドライバーでも、飛ぶモデルがあるものの、それは、ヘッドの構造、シャフトとのマッチングが活かされているからです。新しいモデルのドライバーの方も、ヘッド構造は飛ばせる工夫が取り入れられていることに併せて、フェース面の弾きがとても強くなっています。

フェース面の弾きが違う

弾きが強いと、ボールを強い反発で飛ばすことができます。フェース面の反発が強くなると、高反発に近くなってしまいますが、最近のドライバーは、ルール適合ギリギリの反発力を目指しているモデルが増えてきています。PRGRのドライバーもルールギリギリの反発を目指しています。ルールギリギリを目指し過ぎて、ついついルール超えの反発になってしまったモデルもありました。

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古いモデルのドライバーは、フェース面の反発力が弱いというよりは、弾きが弱いです。スイートエリアが狭いので、少しでも打点がズレてしまうと、飛距離ロスをしてしまうことが多いです。また、ヒールヒットなどしてしまうと、極端にバックスピン量が増えてしまって、吹け上がってしまうことがあります。

 

ルールギリギリの反発を目指している

テーラーメイドのスピードインジェクション、キャロウェイのドライバーもルールギリギリの反発を目指しています。キャロウェイの場合は、反発という言葉を使わずに、ルールギリギリのCT値という言葉を使っています。CT は Characteristic Time の頭文字を取った単語で、フェース面にボールが衝突して、接触している時間を意味しています。CT値の数値が大きいほど反発が強いとされています。

古いモデルのドライバーのフェース面の反発を計測してみると、反発係数0.82、0.815前後のモデルが多いです。フェース面の反発規制 SLEルールが制定されたのが 2008年ですから、少し古いモデルは、SLEルールを意識して製造していることもあり、反発係数が低めとなっていることもあるようです。

 

古いモデルのドライバー

古いモデルのドライバーのメリットとしては、中古で購入すれば安いということです。また、今まで自分が長年使ってきたモデルの、予備として所持しておくことを考えて購入する人も多いです。また、10年以上のモデルは普通の高反発モデルが市販されていた時代でもありました。中古市場で探せば、まだまだ一般的に高反発が市販されていた時代のドライバーも多くあります。この場合、モデルによりますが、数千円で購入ができます。

 

新しいモデルのドライバーのメリット

低スピンなボールが打ちやすいことと、フェース面の弾き感がとても強くなっており、ヘッドスピードが遅くても、強い反発でボールを飛ばすことができます。フェース面の反発が強いということは、ミート率も高くなるということです。ですから、新しいモデルのドライバーは、メリットが多いですし、古いドライバーと比べると、飛ばせる要素が多いということです。

併せて、使用されてる素材も今まで以上に考えられており、様々な実験データを元に良い結果が得られる素材を使用してることが多いです。

新しいモデルのドライバーの場合、明らかにテクノロジーの進化を感じさせてくれることが殆どです。

更には、バックスピン量が少ないモデルが増えました。スピン量が少ないけど、高弾道が打てるという、低スピン+高弾道で打てることが当たり前となってきてます。これは、明らかに古いドライバーとの大きな違いといえます。バックスピン量が少ない方が、キャリーが出せますし、ランも出ます。

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ドライバーのフェース面にボールを落としてみる

手持ちのドライバーのフェース面にゴルフボールを、数センチ離したところから、落としてみるとフェース面の弾き感が判ります。複数本ドライバーを所持しているのであれば、1本ずつフェース面にボールを落としてみて、どれくらいの弾き感があるのか確認ができます。概ね、新しいモデルのドライバーはボールを良く弾きますし、弾く勢いもあります。

 

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