スリクソンの飛ぶドライバー
2023/03/09更新
スリクソンの飛ぶドライバー
スリクソンのドライバーは、ぶっ飛び系のドライバーというよりは、叩けるゴルファーのミスを減らして、コンスタントにフェアウェイキープができる、狙ったところにボールを運ぶことができるというモデルが多いです。特には、フック系のミス、左方向へのミスを減らすことができるモデルが多いです。故にオープンフェースとなっているモデルもありますし、優しくフェードが打てるという上級者向けのドライバーが多いです。
スリクソンは、アスリート向けドライバー
スリクソンは、アスリート向けのドライバーとなっており、アベレージゴルファーが扱うには、敷居が高いというイメージがありますが、Z585ドライバーは、優しく打てるドライバーへと変身しました。難しいクラブが良い訳ではありません。難しいクラブが使えると、上級者というイメージがあるものの、わざわざ難しいドライバーを使う必要はありません。
スリクソン ZX5 Mk II ドライバー
見た目的には前作とは変わりないように見えますが、フルチタンなヘッドとなっており、かなり弾きが良くなった印象です。また、フルチタンなヘッドにすることで他素材との繋目が無いのでインパクト時のエネルギーが逃げ難く強いインパクトで打てます。
ハーフウェイダウンからヘッドが走ってくれる感覚が少なくて、ボールが捕まり切れない感触があり、ややフェード気味の球筋になります。
基本スペック
- ヘッド体積:460cc
- ロフト角:9.5度、10.5度
装着シャフト
- Diamana ZX-II 50 カーボンシャフト
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スリクソン ZX5 ドライバー
前作から何が進化したのか判り難いですが、アドレスするとヘッドの座りが良くて、とても構えやすいです。リバウンド・フレームというフェースのたわみを大きくする構造となってます。これにより、今まで以上にボールを弾く力が強くなってます。今までのスリクソンのドライバーの中でも強い弾きが得られます。
ヘッド後方にウェイトが1つ取り付けられており、深重心+高慣性な設計となってます。
前作と同じように、重心角(重心アングル)が大きいからなのか、ヘッドが返りやすく、ボールが捕まりやすい。ある程度、打てるけどスライスが多いという人に向いてるドライバーです。
基本スペック
- ヘッド体積:460cc
- ロフト角:9.5度、10.5度
装着シャフト
- Diamana ZX50 カーボンシャフト
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スリクソン ZX7 ドライバー
ZX5ドライバーと同じようにリバウンド・フレームが搭載されており、ボールの弾きが良くなってます。ヘッド形状的には、ZX5ドライバーよりディープフェースとなっており、かなり低スピンなボールが打ちやすくなってます。フェードを打っても、あまりバックスピン量が増えません。それは、メリットでもあるのですが、雨の日はドロップしやすい可能性があります。
個人的には、かなり低スピンで飛ばせるというよりは、ランを出して飛距離をかせげるドライバーであると感じました。
基本スペック
- ヘッド体積:460cc
- ロフト角:9.5度、10.5度
装着シャフト
- Diamana ZX60 カーボンシャフト
スリクソン Z585 ドライバー
ドライバーをゼロから作り直すということから、ゼロスリクソンというキャッチが使われています。そのキャッチの通り、今までのスリクソンのドライバーには無かった考えなどが取り入れられており、どんなレベルのゴルファーでも優しく打てるスリクソンに生まれ変わりました。もう、わざわざ難しいドライバーを使う必要は、ありません。スコアアップできないようなドライバーは、意味がありません。飛ばせないドライバーを使っても、無駄な努力。
捉まりが向上
スリクソンの最新モデル Z585ドライバーは、とても優しく打てるドライバーとなっています。スリクソンらしくない、捉まりの良さにより、直進性が高くなっています。
カーボン採用
ヘッドクラウン部分にカーボン素材が使用されており、ヘッドの軽量化が図られており、低重心となっています。誰でも低スピンで、高弾道が打てるドライバーとなっています。
ゼクシオに近い優しさで打てる
ゼクシオテンに採用したカップフェースを取り入れており、フェース目の弾きの良さと打点がズレても強い反発で打てる構造となっています。スリクソンのドライバーというと、アスリート向きなドライバーで難しいというイメージがありますが、Z585ドライバーは、どちらかというとゼクシオの優しさと打ちやすさを取り入れたドライバーとなっています。
優しく打てる スリクソン Z585 ドライバー
スリクソン Z585 ドライバーは、深重心となっており、優しく高弾道が打てますし、慣性モーメントが高いので、直進性が良いです。深重心のメリットを最大限に活かしたドライバーとなっています。重心深度が深くなれば、高弾道が打ちやすくなりますし、スイートエリアが拡大されます。直進性も良くなります。また、重心角(重心アングル)も大きく入っていますので、捉まりが良くなっています。
アベレージゴルファーでも優しく飛ばせるスリクソンに大変身をしました。
スリクソンらしくない、飛ばせるドライバーとなっています。
スリクソン Z565 ドライバー
写真:GDOギアカタログ
波動で飛ばせ!というのがキャッチ。パワーウェーブソールと名付けられた、波型構造のソールが特長です。ミスヒットしたときの反発力の差を減らして、スイートエリアで打ったときに近い反発で打てる構造となっています。低重心でバックスピン量過多を抑えて、棒球で高弾道が打てるドライバーです。
スリクソン Z525 ドライバー
写真:GDOギアカタログ
アスリート向きドライバーの中でも、地味に人気の高かったのが、Z525ドライバーです。難しさもありながら、フック系のミスを抑えてくれる構造となっています。ぶっ飛び系のドライバーではありませんが、小さなミスを減らして、コンスタントにフェアウェイキープを狙っていけるドライバーです。
Z525、Z565、Z585ドライバーの比較
スリクソンのドライバーは、常に進化しています。実際に打ち比べてみたところ、最新モデルのZ585ドライバーが最も優しく打てて、飛び性能も高いです。ゼクシオとスリクソンが融合したようなドライバーです。様々なレベルのゴルファーにオススメできるドライバーです。
– | Z525 | Z565 | Z585 |
打ちやすさ | ヘッドスピード40m/sくらい必要 | ヘッドスピード40m/sくらい必要 | ヘッドスピード38m/sくらいでも打てる |
捉まり | 捉まり抑えられてる | 捉まり抑えられてる | 捉まる |
スピン量 | 少な目 | 少な目 | かなり少ない |
弾き感 | 芯で打つことが必要 | 打点がズレても飛ぶ | 弾き感が強い |
打点ズレ発生時 | 打点ズレると飛ばない | 打点がズレても飛ぶ | フェース面のどこで打っても飛ぶ |