ディープフェース と シャローフェース
ディープフェース、シャローフェースのフェース形状の説明です。フェースの見た目の形状の違いだけではなく、重心の位置に大きな違いがあります。フェース形状と重心の影響により打ち出されるボールもそれぞれ特徴があります。
ディープフェースの特徴としては
ディープフェースはフェースに高さがあります。
フェースが上下に厚みがあるとも言えます。
重心が高くなりますので、バックスピン量を抑えたボールを打つことに適しています。高さを抑えた、低い弾道が打ちやすくなります。理由としてはフェースが上下に厚いのでスイートスポット(重心点)を外して打つ確立が高くなるから。
シャローフェースの特徴
シャローフェースはフェースに厚みがありません。低くなっています。
フェースが上下に薄いとも言えます。
重心が低くなりますので、バックスピン量が多く、ボールは上がりやすくなります。理由としてはスイートスポット(重心)のある周辺、つまりスイートエリア周辺でボールをヒットしやすくなるからです。
有効打点を考える
有効打点距離という言葉がありますが、ここではシンプルに有効打点という言葉で説明をします。有効打点距離を計測する方法もありますが複雑になります。ディープフェース、シャローフェースの見た目から簡単に有効打点を知るということを考えて生きます。無駄なスピンを抑えたボールを打つにはスイートスポット(重心点)よりも少し上で打つことが良いとされています。
ディープフェースの有効打点
ディープフェースはスイートスポット(重心点)の上部が広い。操作をして打つことが出来る中級者、上級者向けとも言えます。
ディープフェースは低スピンが打ちやすい
また、有効打点で打つことができれば、バックスピン量を減らすギア効果が発生して、バックスピン量が少ない、強いボールを打つことができます。ディープフェースのドライバーは、一般的には、縦のギア効果が使える と表現することもあります。
縦のギア効果 | 浅重心のギア効果
- ディープフェースはフェースが厚い
- 重心が高い
- スイートスポット(重心点)を外して打ちやすい
- スピン量が少ない
- 低い弾道
シャローフェースの有効打点
シャローフェースはスイートスポット(重心点)の上部が狭い。複雑なことをしなくてもスイートエリア周辺で打つことができるので、初心者向けであるとも言えます。また、高弾道が打ちやすい構造です。
- シャローフェースはフェースが薄い
- 重心が低い
- スイートスポット(重心点)の近くで打ちやすい
- スピン量が多い
- 高い弾道