昔はドライバーのヘッド体積が190cc~200cc程度だった時期があります。少しずつヘッドが大きくなり290ccというドライバーもありました。昨今では、ドライバーのヘッドの大きさ、体積は460ccが殆どとなってきました。ヘッドを大きくすれば様々なメリットがあるからです。
ヘッド体積 460cc が主流の現代
時代の流れと共にドライバーのヘッドが大きくなり、今ではヘッド体積460ccのドライバーが主流となりました。また、ヘッドの大きさ・体積はルールでは460ccまでと定められています。
ドライバーのヘッドの大きさは飛距離に関わってくるかどうかと言いますと、飛距離に関わってきます。また、ドライバーのヘッドが大きい方が飛距離が出ると言われています。これは、シャフトの問題、フェイス面の反発など細かな要素を省いて、純粋にヘッドの体積だけを考えた場合です。
そして、ドライバーのヘッドが大きい方が飛ぶということを裏付けるようにもルールではドライバーのヘッド体積は460ccまでと定められています。ルールで定められるということは、ヘッドの大きさ・ヘッドの体積が飛距離の直接的な影響を及ぼすからということであり、ヘッドが大きい方が有利であるからです。
ヘッドが大きいドライバーのメリット
ヘッドが大きいということはフェース面も広くなっています。故にスイートエリアも広くなり、打点がブレてもそれなりに飛んでくれるという、お助け要素を含めたメリットがあります。
ヘッドが大きいドライバーの方が、慣性モーメントが大きくなりますので、インパクト時に大きなエネルギーをボールに与えることが出来ます。大きな物体が衝突をした方が、衝突エネルギーは大きくなります。
ドライバー の ヘッド体積
ヘッドの大きいドライバーは、ゴルフスイングの回転運動での、遠心力が増し、大きなエネルギーをボールに与えることが出来ます。故にドライバーのヘッドが前に進むチカラが増しますので、弾道の直進性も安定してきます。
そして、ヘッドが大きくなることでスイートエリアも拡がります。併せて慣性モーメントが大きくなり直進性が増します。ということで、ヘッドが大きいドライバーはゴルファーにとっては良いことの方が多いです。
ドライバーのヘッド体積と重心距離
ドライバーのヘッド体積が大きくなれば、それに比例して重心距離が長くなります。
ヘッド体積が大きい | 重心距離が長い |
ヘッド体積が小さい | 重心距離が短い |
ヘッド体積が大きいドライバーヘッドは重心距離が長くなる傾向にありますが、最近ではネック軸近く(ヒール側)にウェイトを配置して、重心角(重心アングル)を大きくして、ネック軸慣性を高めて、ヘッドローテーションしやすくなっているモデルが増えています。ですので、ヘッドが体積が大きいと重心距離が長くなりますが、必ずしも捉まりが悪くなるという訳ではありません。
ヘッド体積が小さいドライバー
ヘッド体積が小さいドライバーで有名なのがミズノです。とくに、2019年 ミズノのドライバーはヘッドが小さいモデルとなっています。435cc、450ccという小さ目のヘッドとなったドライバーがあります。
その他、RODDIO(ロッディオ)のコンパクト ドライバー ヘッドは、ヘッド体積385ccとなっています。
それ以外は、ミニドライバーなどを使用する考えもあります。
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