キャロウェイのドライバーに搭載されているペリメイターウェイティングシステムの調整方法と重心コントロールの説明です。
ウェイトバランス調整 / 重心距離の調整
最近のドライバーは、移動式のウェイトが取り付けられていることがあります。ウェイトを移動させることで、重心位置を可変させるという仕組みです。弾道を調整するために、ドライバーのトゥ側やヒール側、または後方に鉛を貼り付けたりすることも、重心位置、重心距離を調整するというチューニングのひとつです。
松山英樹が使い始めたことにより、注目度が高まったキャロウェイ グレート ビッグバーサをベースにウェイトバランス調整 / 重心距離の調整の有用性を見てみたいと思います。最近、話題となっているキャロウェイ GBB EPIC ドライバー、EPIC FLASH STAR ドライバーにも取り付けられている仕組みです。
キャロウェイ 2019年モデルのドライバー EPIC FLASH STAR ドライバーの試打レビューです。
キャロウェイ グレート ビッグバーサ の 特徴
キャロウェイ グレート ビッグバーサ の 特徴としては、ウェイトバランス調整ができるという点です。ペリメーター・ウエイトと名付けられた、トゥ側、ヒール側にウェイトを移動させることができる仕組みが搭載されています。ウェイトを移動させることで、重心位置を可変させることができます。 GBB EPIC STAR ドライバーにも取り付けられています。
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ペリメーター・ウェイティング
https://youtu.be/GRO1GfyuMUU?t=70
ウェイトを真ん中に配置
GBB EPIC ドライバー、キャロウェイ グレート ビッグバーサ どちらも、もともと捉まりの良さを追求しているドライバーです。ウェイトを真ん中に配置していても、ドローボールが打ちやすいです。
ウェイトをヒール側に移動
- ドローボールが打ちやすい
- 重心距離が短くなりドライバーヘッドを返しやすくなり、捉まりが良くなる。
- ウェイトがヒール側に配置されることで、スイートエリアはヒール側に集中する。
ウェイトをトゥ側に移動
- フェードボールが打ちやすい
- 重心距離が長くなりドライバーヘッドは返り難くなり、捉まりを抑えられる。
- ウェイトがトゥ側に配置されることで、スイートエリアはトゥ側に集中する。
ウェイトバランス調整 / 重心距離の調整 の メリット
鉛を貼り付けて調整をするよりも便利です。捉まり過ぎると思えば、ウェイトを移動させることで、重心距離、重心位置を可変させることができます。自分のスイングスピード、タイミング、スイングの癖に合わせて、最適なウェイト配置を見つけることで、適切な弾道を打つことができます。
キャロウェイ グレート ビッグバーサ
- フェースプログレッション(mm) : 18.1
- 重心距離(mm) : 36.0
- 重心深度(mm) : 37.2
- フェース高さ(mm) : 57.4
- スイートスポット高さ(mm) : 37.2
- 重心角(度) : 26.5
※出典:GDOギアカタログ
GBB EPIC ドライバー
写真:キャロウェイゴルフ
グレート ビッグ バーサー ドライバーの次世代モデルとして登場したのが、GBB EPIC ドライバーです。日本国内では、GBB EPIC STAR という名前で発売されています。GBB EPIC ドライバーにもペリメーター・ウェイティングが取り付けられており、重心位置を変更することができるようになっています。
ちなみに、日本製の GBB EPIC STAR ドライバーには、アジャスタブルホーゼルが付いていません。USモデルのGBB EPIC ドライバーには、アジャスタブルホーゼルが取り付けられており、ペリメーター・ウェイティングと組み合わせて、細かな調整が可能となっています。
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