フックしない飛ぶドライバーの特徴
こちらで紹介するのは、あくまでもフックし難い(左に飛び難い)ドライバーヘッド構造を紹介となります。フックしない飛ぶドライバー、チーピンが出にくいドライバーの特徴を紹介します。簡潔に言ってしまえば、ヘッドローテーションし難いドライバーがお勧めです。
フック、チーピンが出るメカニズム
ボールが打ち出される方向は、インパクト時のフェース面の向きで決定されます。
フックする、チーピンが出るということは、フェース面が左を向いてます。
大きく2つのメカニズムに分類されます。
(1) スイング軌道がアウトサイドイン軌道でヘッドローテーションが強すぎる場合
(2) インサイドアウト・アウトサイドイン軌道(カット打ち)でフェースが左を向いてる場合
この様な場合、どちらもフェース面を管理することが必要となり、使用するドライバーのフェース面向きがスクエア、またはオープンフェースのモデルで解消されることがあります。フェース面向きだけではなく、併せて重心距離が長いドライバーの方がヘッドローテーションを抑えられます。
スクエアフェースのドライバー
スクエアフェースのドライバーは、アドレスをした時のフェース面向きが真っ直ぐ(スクエア)となります。
オープンフェースのドライバー
オープンフェースのドライバーは、アドレスをした時のフェース面向きが少しだけ開いて(オープン)ます。
重心距離が長いドライバー
フェース面向きだけではなく、重心距離が長いドライバーの方が、ヘッドローテーションがし難くなって、ボールの捕まりを抑えられます。
重心角・重心アングルが小さいドライバー
重心角・重心アングルが小さいドライバーは、ネックを軸としたヘッドローテーションが抑えられるのでボールが捕まり難くなり、フック系のミスを減らせます。
フックしない飛ぶドライバー 総括
- スクエアフェース or オープンフェース
- 重心距離が長い
- 重心角・重心アングルが小さい
シャフトとの相性も考える
上述した内容は、フックし難い(左に飛び難い)ドライバーヘッドの構造となります。併せて、シャフトとの相性を考えることも大切です。シャフトが柔らかい(トルクが大きい)場合は、ボールが捕まりすぎてしまうことがあります。硬めのシャフト(振動数が大きい)に変更するだけで、ボールの捕まりを抑えられることもあります。
左に行かない飛ぶドライバー
地クラブのドライバーは、左に行かないモデルが多いように思われますが、実はボールが捕まるモデルの方が多いです。
- エミリッドバハマ EB-05 ドライバー
エミリッドバハマの捕まりが抑えられた、左に行きにくいモデルです。
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- グランプリ ワンミニッツ G57 ドライバー
グランプリの捕まりが抑えられた、左に行きにくいモデルです。といっても、右へスッポ抜ける感じもなく、適度に捕まって、叩けるドライバーです。
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- テーラーメイド SIM ドライバー
テーラーメイドのボールの捕まりが抑えられて、フェードが打てるモデルです。最近、打ったドライバーでもっとも安定したフェードボールが打ててます。
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- キャロウェイ MAVRIK(マーベリック)ドライバー
キャロウェイのフェードが打ちやすいモデルです。構えた時もフェースがスクエアかオープンに見えるので、左のミスが少なさそうなイメージで安心できます。
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- ミズノ ST200 ドライバー
ミズノ2020年モデルのドライバーです。低スピンで高初速で叩けるドライバーです。構えた時に少しフェースが開いて見えます。フック系のミスを気にせずに叩けます。
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