曲がらないギア効果

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昨今、ギア効果を最適化にしたドライバーが増えてきました。従来のドライバーは、フェース面に曲面を持たせることで、打点がズレたときには、ボールの飛び出し方向とは逆の回転を発生させて、ボールが戻ってくるような構造を持たせています。新しいギア効果を考察してみました。

従来のギア効果

トゥ側で打った場合

ボールは、右方向に打ち出されて、フック回転して戻ってくる

ヒール側で打った場合

ボールは、左方向に打ち出されて、スライス回転して戻ってくる

上述したのは、従来のギア効果です。

 

曲がらないギア効果

曲がらないギア効果という表現が適切なのか判りませんが、最近のドライバーは、フェース面の湾曲が少なくなっており、ストレート・フェースとなっています。それは、まるでフェアウェイウッドのような、真っ直ぐなフェース面となっています。これにより、打点がズレても、著しくボールが曲り戻ってくることが減りました。そして、曲がらないギア効果と名付けました。

フェース面をストレートにする意味

ドライバーのフェース面の湾曲を取り除いて、ストレートなフェースにする意味としては、打点がズレても曲り幅を減らす効果を得ようという考えがあるからです。別の言い方をするのであれば、フェアウェイウッドのようなストレート・フェースをドライバーにも採用しているということになります。

一般的に知られているモデルを紹介します。

 

テーラーメイド | ツイストフェース

テーラーメイドM3、M4ドライバーに搭載されているのがツイストフェースです。フェースが捻じれているという、今までにない構造です。これも、最適なギア効果が得られるようにするための工夫のひとつです。曲り戻りが大きくならず、フェアウェイキープができるような曲り幅になるような構造となっています。テーラーメイドのツイストフェースの場合は、打ち出された方向に真っ直ぐ飛ぶ傾向がとても強いです。

 

本間ゴルフ GROOVE POWER AREA

本間ゴルフビジール535ドライバーには、GROOVEPOWERAREAが搭載されており、打点がズレても適切なギア効果が得られるようになっています。フェースに湾曲を持たせたドライバーよりも、適切な曲り幅でボールが戻ってくるイメージです。故に、ボールがセンターに戻ってくるドライバーだと紹介されていることもあります。もともと、重心角(重心アングル)も大きく入っており、捉まりが良いので、スライスを減らしたいゴルファーに向いているドライバーです。

 

各メーカー、フェース面の湾曲を少なくして、ストレート・フェースにしているドライバーが多くなっていきています。

 

ギア効果を最適化にするメリット

打点がズレたとき、ギア効果で発生する回転量を抑えることができ、意図してない大きな曲りを減らすことができます。

トゥ側で打ったとき

大きなフック、チーピンを防ぐ事ができる

ヒール側で打ったとき

大きなフェード、スライスを防ぐ事ができる

ギア効果で得られた回転により、曲がり過ぎてしまうことを防ぐことができます。これにより、フェアウェイキープ率が高くなると謳っているメーカーもあります。

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