重心距離

重心距離はドライバーヘッドの返りやすさ、返り難さをを示してくれるのに役立ちます。ネック軸周り慣性モーメントと呼ばれています。重心距離はシャフト軸からフェース面のスイートスポット・エリア(重心)までの距離のことです。つまりシャフト軸からどれほど重心までの距離があるのかということです。

クラブヘッドには重心があるものの、クラブヘッドの回転の軸はシャフトとなります。ですから、軸となるシャフトからクラブヘッドの重心までの距離が長いのか短いのかはクラブヘッドの回転の仕方に影響を及ぼします。

自分でリストターンをするというタイプのゴルファーは重心距離が短い方が良いと言われています。その理由は重心距離が短い方がヘッドを返しやすいからです。

また、自分でリストターンができない、またはリストターンをしないというタイプのゴルファーは重心距離が長い方が適していると言われています。リストターンが出来ないというタイプのゴルファーはダウンスイングでコックが解けてしまっている場合が多くあり、そういったタイプのゴルファーも重心距離が長い方が適しています。

昨今、ドライバーのヘッド体積は460ccという巨大化が進み、自ずと重心距離も長くなっています。あまりにも重心距離が長い場合はヘッドが返ってこずにスライスの原因となることもあります。逆に重心距離が短い場合は、ヘッドが返りやすいので捉まりやすくなりフックが多くなる傾向があります。

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ネック周り慣性モーメント

ドライバーのヘッドはシャフトを軸として回転します。
ドライバーのヘッドには重心があり重心を軸として回転します。

head-kaiten

 

重心距離

gravity-point

重心距離(a)はネックからフェース面に投影させた重心点までの距離を考えた場合です。
重心距離(b)はネックからヘッドの重心点までの距離を考えた場合です。

 

重心距離が長い

gravity-long

POINT

  • ネック軸周り慣性モーメントが大きい
  • ヘッドが返り難い
  • リストターンが出来ないゴルファー向け

重心距離が長いドライバーはリストターンが出来ないゴルファー向けと書きましたが、言葉を替えるとリストターンをしなくても良いドライバーと言えます。つまり、優しいドライバーであるとも言えます。

 

重心距離が短い

gravity-short

POINT

  • ネック軸周り慣性モーメントが小さい
  • ヘッドが返し易い
  • リストターンが出来るゴルファー向け

重心距離が短いドライバーはリストターンが出来るゴルファー向けと書きましたが、言葉を替えるとフェイスの開閉がしやすいドライバーということになります。

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重心距離とスライス

重心距離が短いドライバーはスライスするゴルファーに向いているというような説明をされている書籍などもあります。それは、一理あると思います。ですが、スライスをするということはフェース面が既に右に向いてボールにヒットしており、その影響でボールにスライス回転が発生していると感がられます。また、もっと別の原因がスライスを発生させていることも多いです。そういった場合は重心距離は殆ど関係がありませんし、クラブの問題ではないことが多い場合もあります。つまり、重心距離が短いドライバーはスライスを修正するための特効薬にならないということです。重心距離が短いドライバーを使えばスライスが治るという訳ではないということです。そういったことも理解をしていくと今後のゴルフクラブ選びに活きた情報となります。

 

重心距離 まとめ

昨今、ドライバーのヘッド体積が460ccという巨大化が当たり前となり、それに伴って重心距離も長くなってきています。ゴルフクラブの進化に伴って、ゴルフクラブに合わせたスイングが必要になってきた時代に突入したとも言えます。つまり、リストターンをあまりせずに、身体全体の回転でゴルフクラブを振ることが出来れば、ゴルフクラブは自然とアドレスの位置に戻ってきますし、その様な設計でゴルフクラブは作られていますから、最近のドライバーは大したものです。重心距離も考えすぎないようにした方が良いです。

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